【安定性重視】シティS2レポート&デッキ解説【セキタンザンVMAX】
アローラ、なすてんです!
今回は12月20日に出場したシティリーグS2の結果と使用デッキの解説をしていきたいと思います!!
あまり時間がない中ブログを書いているのでいつもよりも細かい説明を端折っていますがご了承ください。
目次
使用デッキ:マグカルゴ+セキタンザンVMAX
デッキ解説
デッキ選択理由
先月のシティリーグは「リーリエスペシャル」というソルガレオ&ルナアーラGXを主軸にしたデッキで挑むものの、不戦勝込2-2という微妙な結果になってしまったことや、流石に環境的に向かい風だったので、比較的強めで個人的に好きなデッキタイプであり、前々から性に合っていたセキタンザンデッキを握ることにした。
また、構築を練る段階で、セキタンザンデッキの弱いところとして「盤面が完成しにくい、安定しない」というものがよく挙がりますよね。この課題に対して僕は、「じゃあ安定させればいいじゃん」というシンプルな結論にしか至らなかったので、序盤の安定感をかなり重視したセキタンザンデッキを構築することになった。
では、個々のカードの採用理由について、簡単に解説していきます。
※こだわったところは太字で表示
セキタンザンVライン 4-3
王道。特に言うことはない。
マグカルゴ(じならし)ライン 3-3
このデッキのポイントその1
実際2-2や3-2で試した時もあったが、先2でセキタンザンVMAXとマグカルゴを立てることを第一に考えると3-3以外ありえなかった。(4-3や4-4の枠は流石にない)
ヤレユータン 2
元々は3だったが、基本1しか使わないし、枠がないので削った。
でも困ることはなかったのでこれでいいと思う。
ディアンシー◇ 1
強い。あと1くらい入れたかった(ルール的に無理である)
打点が20上がるのでおまもりついてない三神をふんかだん2回で倒せるようになるのが偉かったし、逆に言えばお守りをそこにつけてくれるので三神を殴る必要がなくなるのも大きかった。
クロバットV 1
デデンネと択だと思うが、デデンネで必要パーツを落としたくないのでクロバットを採用した。
ネギガナイトV 1
対ザマゼンタピンポのカード。正直抜きたい。
これがないと詰むのでやむなく採用したが、実はいい働きをしてくれたので個人的な評価は結構高い。
闘エネしか引き継がないのが絶妙に弱い。
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グッズ&スタジアム
クイックボール 4
脳死。
ポケモン通信 3
元々4だったが、枠の関係で3。これでも十分。
しんかのおこう 2
人によっては1になる枠。
今回は安定性を重視しているので2採用。
ポケモン入れ替え 3
それっぽい枚数を入れていて特に困らなかったのでいじらなかった。
リセットスタンプ 1
どうしてもセキタンザンVMAXが倒れた時などに打ちたかったので採用。じならしでいつでも持ってくることが出来るのであると安心するカード。
グレートキャッチャー 1
博士の研究などでドローしながら裏のデデンネなどを倒したい時が多かったので1採用。ここは環境次第でボスにしてもいいとは思う。
ムキムキパッド 1
セキタンザンVMAXが要塞になるカード。
1だとじならしに頼りがちになるので、2入れられたらいいな。
ビッグパラソル 1
このデッキのポイントその2
相手の技の追加効果による妨害(ザマゼンタVのアサルトタックル、オロヨノGXのペールムーンGX、ライライのタンデムショック、ガラルマタドガスのバッドポイズン及びイベルタルGXのデスカウントGX、ドラパルトVMAXのダイファントムなど)を受け付けない神カード。
これあるだけで上に書いたような、面倒な処理&こっちの行動を歪ませられる行動を無効化できるので、セキタンザンデッキには必須級のカードだと思ってる。
格闘道場 1
これで確定数が変わることも多いので必ず1枚は採用しましょう。
これがないと、ザマゼンタVをガラルネギガナイト+ディアンシー◇付与でワンパン出来なくなります。(1敗)
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サポート
博士の研究 4
ドローしないと始まらないので4採用。3も試したがやっぱり安定性に欠けるのでドロサポは厚めに。(1枚エリカのおもてなしでもいいかもしれない)
マリィ 4
特に三神ザシアン対面のふとうのつるぎ後のハンドを流したかったこと、マリィの妨害によって相手が事故ることによるこっちの安定性向上につながることを加味して4採用。
※マリィと博士が両方手札にあるときは相手や自分の展開やプレイ状況を見てどちらを使うか判断しましょう。
ボスの指令 2
ここ3にしたかったが枠の都合で2にしてしまった。
やっぱり3ほしい。
ポケモンセンターのお姉さん 1
このデッキのポイントその3
特に相手を追い詰めた時に打たれるズガドーンGXのさくれつバーナーやデデンネGXのビリリターンGXといった状態異常時の回復のために採用。基本セキタンザンは入れ替えたりせずバトル場に居続けるポケモンなので、生きる機会は割と多い。また、ムキムキパッドやストエネをうまく貼りながら使うと、オルター後のレイ+キャリバーを耐える機会も多くなるので個人的におすすめの一枚。
(本当のことを言うと、これはシャイニー前から入れていてエール団のおうえんタオルに変えようと思っていた枠だが、家のどこを探しても見つからなかった…)
マオ&スイレン 1
回復しながらネギガナイトや後ろのセキタンザンVMAXで殴りたい時が数回あったので採用。
が、正直使っている余裕がないことの方が多いので、ここをもう1枚のボスに変えてもいいと思う。
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エネルギー
ストーン闘エネルギー 4
4以外考えられない。
キャプチャーエネルギー 2
3の方が安定感あるのでは?と思うかもしれないが、そもそもキャプチャーエネルギーは使ったとしても先or後1でしか使わないので2で十分であると判断。(むしろ基本闘エネルギーの割合を増やす方が大事)
基本闘エネルギー 7
おそらく他のレシピと比べても多めだと思う。
ただ、よく見るレシピを回してみると「エネがつかない」といった場面に遭遇することが多く、博士の研究などでむやみにエネルギーを切りすぎると負け筋にもつながってしまうこと、クラハンやエネポーターがどこから飛んでくるかわからないことを加味して多めに入れたことで安定感がグッと上がった気がした。
また、トップを固定できなかったときのお祈りふんかだんの成功率も少し上がる恩恵もある。
採用を見送ったカード(思い出した順)
・3枚目のボス
グレキャもあるからいいかなと仕方なく抜いていたが、上記にも書いた通りめちゃくちゃ欲しい。変える筆頭はここ。
・コンボ系要素(ジラーチ◇、バリヤード、ミュウツー、回収ネット等)
三神ザシアンを重く見るならこっちの方がいいと思うが、ぶっちゃけコンボ仕込んでいる余裕なんてないので不採用。
・エール団のおうえんタオル/モーモーチーズ
探したけどどちらも家になかったので不採用。(は?)
ただ、状態異常はこれでは回復できないので一長一短。
・ワンダーラビリンス◇
基本子ズガ用。
ただ、自分の首を絞めることにもつながることや子ズガもスタジアムはたくさん採用されているので気休めにしかならないこともあって不採用にした。
・ツールスクラッパー
あると便利ですが、なくても困らなかったので不採用にしました。
どうしてもおまもりが邪魔だったりするときは採用してもいいと思います。
・クラッシュハンマー
エネ割って相手のテンポを崩すために。
しかしそんな余裕はないし、運が絡むことは嫌いなので不採用。
・エネポーター
クラハンとは違って確実に相手のテンポを遅らせることが出来るので強いとは思うが、これを採用する枠がないことと実物を持っていなかったことで不採用。ただ、十分採用してもいいと思う。
・ローズ
一時期血迷って採用していた()
強い時もあるが、基本弱いので入れる必要はないかなぁ
・エリカのおもてなし
立て引きしたいときもあるので採用価値はあるが、検証したことはないので何とも言えない()
いりません。これ入れるくらいならもっと他の有意義なカード採用してください。
有利&不利マッチ
安定性があるので下記のデッキ以外には十分戦っていけます。先or後1で出来るだけ展開して、2ターン目にガンガン進化させてふんかだんを狙っていきましょう!
<セキタンザンがきつい相手>
・子ズガ(微不利。2匹目にHP420以上のセキタンザンVMAXを立てることが出来ると多少楽。)
・超系統(不利。このためにビッグパラソルを採用しているもののオロヨノ、エネ割りドラパルト、かげまねマーシャドー辺りは特にきつい)
・炎MM(採用カードにもよるが、あるカードが入っているとセカイノオワリ)
・モクナシ系統(無理。運がなかったと諦めましょう)
ベンチプラン
セキタンザン2、カルゴ、ヤレユータン@2(だいたいはディアンシー◇とクロバットV)が基本。
相手が炎(特に子ズガ)っぽかったら、先or後1でマグマッグを2並べておかないとスピットシュートで展開が大幅に遅れます。
戦績
予選
1戦目:メタモンVバレット(カラフル) 先行 6-3 〇
2戦目:メタモンVバレット(炎) 先行 6-0 〇
3戦目:ドガスダイナ 後攻 ?-1 〇(サイド忘れた、相手投了)
4戦目:三神ザシアン 後攻 5-6 ×
5戦目:ピカゼク 後攻 6-3 〇
予選最終5位
本戦
1回戦 子ズガ 先行 5-6 ×
最終結果 ベスト8!(自己ベスト更新)
マッチアップ(特に予選)はかなりいいものだったんじゃないかなと思います。
簡単にそれぞれの対戦の様子を書いておきます。
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1戦目 メタモンVバレット(カラフル)
初めて相手をするデッキタイプだったので正直何してくるかわからなかったんですが、最初のポケモンを表にした時に相手イオルブVだったので「あっ終わったわ」という気分で対戦をしてました()
先2でセキタンザンVMAX、マグカルゴを用意しつつ手札にボスを持っていたことで相手のメタモンVをふんかだんで倒せたのがとても強かった。
その後キョダイウェーブでセキタンザンVMAXが倒されたものの、草弱点じゃないネギガナイトVでクロバットを取りながら、最後は後ろのデデンネをボスで呼んで勝ち。
正直予選の中で一番きつかったし、25分も過ぎていたのでかなりギリギリだった。
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2戦目 メタモンVバレット(炎)
またメタモンVバレット()
今回は炎軸っぽかったのでさっきよりはマシかな?と思っていたら、目も当てられないほど相手が事故っていて、溶接工やデデンネで引いても何も引けないのが2ターンくらい続いていた…
こっちはいつも通りセキタンザンVMAXとマグカルゴ、ヤレユータンの準備ができていたので、多少の妨害を受けるものの順当に倒して勝利。
少し気の毒に思ったが、これもカードゲーム。
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3戦目 ドガスダイナ
実はここ、初手クロバットスタートで手札も終わっていたので対戦が始まるまでは絶望してたが、相手が初手ムゲンダイナで一気に元気を取り戻した試合。
しかもこっちは後攻で、相手視点ではクロバットしか見れてないので初手からめちゃくちゃ展開してくれたのが助かった。
加えて、ドガースがサイド&手札にあるのか、先2で進化してこなかったので、ビッグパラソル付きセキタンザンVMAXとマグカルゴのじならし+ふんかだんで処理し、あとはエネルギーをつけながら次々処理して勝ち。
パラソルがムゲンダイナ視点の抗う手段であるバッドポイズン40+デスカウントGXを防いでくれたので入れてよかったなぁと強く感じた1戦だった。
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4戦目 三神ザシアン
一番練習した対面で仮想的。
試合はそんなに悪くなかったのだが、カルゴが2枚サイドに行ってしまってなかなか立てられず、しかも、さるぢえを先に使ってしまったことでエネ確定ふんかだんを非エクのジュラルドンに当てられずそのまま負け。
ふんかだんでエネ当てられてたら勝っていたっぽいのでかなり惜しかったが、確か博士既に2トラッシュ+手札に博士2あったら1枚温存したいって僕は思うので、ここまで運良かったししょうがないかなと。
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5戦目 ピカゼク
先2エレパ+エレパタッグボルトでストエネ付きセキタンザンVを落とされるも、次のセキタンザンVをすぐ用意できたし、マリィが効いたのか先3はお守りをピカゼクに貼ってライライを出してフルドライブしただけだったので、ディアンシー◇込ふんかだんでピカゼクを倒した後、クワガノンVでグッズロックされるも現物ヤレユータンを引けたのでじならし+さるぢえ+ボス+ふんかだんでライライを倒して勝利。
一定数いそうなデッキタイプをここで踏めたのはかなりでかかった。
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本戦1回戦 子ズガ
まぁやっぱりきつい()
よくここまで当たらずにいたなと思っていたので「ここが俺の試練か」という気持ちで挑んだ。
相手は最初めちゃくちゃ事故っていたものの、不運にもこっちが打ったマリィで軌道に乗ってしまったらしい…
こちらの理想としては、ムキムキパッド+ストエネ2枚セキタンザンVMAXを用意して「君はこの壁を越えられるか?」というゲームだったが、ムキムキがサイドチェスト(サイド落ち)していた()
ジラーチ2とレシリザを倒すも、最後は350のセキタンザンVMAXしか用意できず、子ズガにぶっ飛ばされた。
最後に
今回は初めてシティで本戦出場できたことがうれしかったので急遽ブログにまとめてみました!!
僕の次のシティは新たな環境後になりますが、課題をシバきながらまた自分にあったデッキを探そうと思います!!
そして、残り僅かなBレギュ期間のシティで何握るか迷ってる方!
このセキタンザンデッキは自分で言うのもなんですがかなり強いと思うので、ぜひ参考にしてデッキを組んで勝ち進んでもらえればなと思います!(モクナシ系統に当たらないように祈っております)
それではまた!!